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【科学的裏付けあり】1ヶ月〇〇するだけでプレゼンで緊張しなくなる方法

 

 会社や学校、結婚式、講演会、大人になるにつれて、プレゼンテーションをする機会は増えているのではないだろうか?

 

プレゼンテーションは緊張するものだ、

緊張しなくなるためには「場数を踏むしかない」とか「見られている意識じゃなく、見ている意識で」とか色々な話は聞くが、一向に緊張はなくならない。

 

そんな人のために、

今日は科学的根拠に基づいた、プレゼンで緊張しなくなるための極意についてご紹介したい。

 

目次

 

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1. 緊張の原因はいったい何なのか?

緊張の原因はいったい何なのか?

それは脳内で分泌されるコレチゾールという物質の血中濃度が上昇する事である。

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コレチゾールなんて専門用語は聞き慣れないと思うが、詳しく説明すると、

我々は、プレゼンテーション直前になると脳の「扁桃体(へんとうたい)」という部分がストレス反応を起こす。

大勢の前に出て、プレゼンテーションをすることは人間にとって非常にストレスのかかるイベントなので当然のことだ。

するとコレチゾールという物質が脳内で分泌される。

コレチゾールは、脳や身体が厳戒態勢に入り、命を守る場合や、闘争または逃走を必要とされる場合に分泌される。

厳戒態勢に入るためには、筋肉は血液を必要とするため、動悸が激しくなり、血圧が上昇するのだ。

 

この心拍数の上昇や発汗が「緊張」である。

 

その後、プレゼンテーションが終了すると、コレチゾールの分泌量はしだいに減少していき、気持ちが穏やかになっていく。

 

これがプレゼンテーションにおける緊張のメカニズムだ。

 

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2. ストレス反応による悪影響

少しだけ話が逸れるが、ストレスの置かれた状況(コレチゾールの血中濃度の高い状況)に晒され続けると、身体に悪影響を及ぼしてしまう。2章ではその悪影響について3つ紹介したい。

 

⑴短期記憶の低下

人間の脳には「海馬」と言われる短期間記憶を保持する部位がある。

この物質は短期記憶の保持だけでなく、ストレス反応を緩和させる役割も担っており、感情を暴走させないためのブレーキの役割を果たしている。

 

しかしこの海馬が、過度のコレチゾールが分泌されるストレス環境下に数ヶ月、数年置かれ続けると、海馬の細胞が死んでしまい、海馬が萎縮してしまうのだ。

海馬が萎縮してしまうと、短期間記憶の低下を生み出し、「言葉が中か出てこない」だとか「場所認識がうまくできない」といった弊害を発生させる。

 

⑵体重増加の原因

コレチゾールの過度な分泌により、人間の身体は腹部に脂肪を蓄積しやすくなる。

さらに、高カロリーの食べ物を積極的に欲するようになり、太りやすい身体になってしまう。

 

⑶心配性になる

「海馬」は感情を暴走させないためのブレーキの役割を果たすと説明したが、もう1つ「前頭葉」も同様の働きをする。

この前頭葉も、過度なコレチゾールの分泌される状況下では萎縮してしまう。

過度に心配性の人はこの前頭葉の各部位が小さいため、萎縮してしまうと心配性になるリスクが高まってしまう。

それにより、心配性がさらなるストレスを発生させ、さらにコレチゾールの分泌量が増えてしまうという悪循環に陥る場合がある。

 

3. プレゼンで緊張しなくなるための極意

では、プレゼンテーションで緊張しなくなるためにはどうすれば良いか?

それは、1回30分以上かつ心拍数が大幅に増える有酸素運動を週に2回以上行うことだ。

 

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なぜこの方法がが効果的なのかというと、有酸素運動を継続的に行うことによって、コレチゾールの分泌量を抑えることができるからだ。

 

詳しく説明していこう。

有酸素運動は、肉体へ負荷がかかるため脳はストレスだと判断する。すると脳内でコレチゾールが分泌し、心拍数が上昇し、血圧が上昇する。

ここまではプレゼンの場合と同じである。

 

しかし、運動が終了した後には「エンドルフィン」と「ドーパミン」と呼ばれる快感を感じる物質が脳内で分泌され、人間はそれにより快感を感じる。

 

すると、コレチゾールの分泌による心拍数上昇や発汗は、不安やパニックの前触れではなく、よい気分になるものだと脳が錯覚し始めるそして何度も錯覚させ続けるとストレス反応に対して、コレチゾールの血中濃度が上昇しにくくなるのだ。

 

言うなれば、コレチゾールを手なずけられるという事だ。

 

コレチゾールを手なずける事で、プレゼンテーションの直前でもコレチゾールの血中濃度は高くならないため、緊張時に発生する心拍数の上昇や、発汗が発生しなくなるのだ。

これがプレゼンで緊張しなくなるための、科学的に裏付けられた極意だ。

 

ただ、コレチゾールの血中濃度上昇を抑えるためにはただただ運動すれば良いわけではない。

1回30分以上かつ心拍数が大幅に増える有酸素運動を週に2回以上行うことが重要だ。

条件としては以下だ。

コレチゾールの血中濃度上昇を抑える方法

1. 1回30分以上の有酸素運動(サイクリングなど)

2. 1週間に2回以上

3. 心拍数が大幅に上がる有酸素運動

 

そして上記条件の運動を3週間継続した辺りから効果が得られ始めるとの研究結果が発表されている。

 

つまり、1ヶ月間の間、1回30分以上かつ心拍数が大幅に増える有酸素運動を週に2回以上行うことで、初めてプレゼンで緊張しなくなり始めると言えるだろう。

 

4. 終わりに

いかがでしたでしょうか。私もこの文献を読んでからBPM130-180のサイクリングを30分以上、週に2回以上を習慣として行なっています。

それによりプレゼンテーションでは昔ほど緊張しなくなりました。

今回の記事では詳しくは書きませんでしたが、この運動はプレゼンで緊張しなくなるだけではなく、鬱の抑止であったり記憶力の向上であったりと様々なメリットがあります。

なので、この記事を読んでくださった方は是非、今回の記事の運動を実践してみてはいかがでしょうか?